「糖尿病の気(け)」

健診を受けると、「あなたは少し「糖尿病の気」があるので注意してください。」と言われた方もあるかと思います。

多くの方は「糖尿病の予備軍ってことだからちょっと食べ過ぎに注意しないといけないけれど、通院も薬もいらない安全地帯にいるってことかな。」とむしろ安心されるのではないでしょうか。
ではこの「糖尿病の気」、「糖尿病予備軍」と言われる状態がどのような状態かを少し考えてみましょう。 

食べ過ぎ我々が食事をするとすぐに血糖が上がり始めます。その血糖の上昇を「すい臓」が察知し、速やかに血糖を調整する「インスリン」というホルモンを出すことにより、食後の血糖値があまり上がらないようになっています。初めのうちは必要以上に食べてもほとんど血糖は上がりませんが、その裏ではすい臓がフル稼働してインスリンを大量生産してくれているのです。
このような状態が5年くらい続いてすい臓がへばってくると、必要な量のインスリンが分泌できなくなって食後の血糖値が上昇し始めます。この段階がいわゆる「糖尿病の気」、「糖尿病予備軍」と言います。この状態がさらに5年ほど続くとすい臓の体力は回復不可能なレベルにまで低下して、完全な「糖尿病」としてさまざまな飲み薬や注射薬が必要になるのです。
つまり「糖尿病」と診断される約10年間も前から膵臓にダメージを与えていたことになるのです。
もし健診などで「糖尿病の気」があるといわれたら、まだまだ膵臓が回復できるチャンスがあり、「その時にこそ手を打つ必要」があります。必要あれば医療機関にも相談して、ぜひ抜本的な生活習慣の見直しをはかりましょう!

2012年9月17日(文)院長:荒牧陽

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