健康ひとくちメモ10「人類みな糖尿病予備軍?」

昨年厚生労働省より我が国で糖尿病が強く疑われる人は950万人と報告されました。

これは5年前に比べて60万人も増加しています。

では日本人の食生活がこの5年間で急激に悪化したでしょうか?
もちろん50年前と比べると食事内容も大きく変化し、自動車の保有台数も圧倒的に増加し、運動量も減っていることが糖尿病を有する人の数を大きく増やしたことは間違いありません。

しかし1970年ごろを境に、日本人の摂取カロリーは減少しており、脂肪摂取量は横ばい、血糖を上昇させる炭水化物の摂取量も減っています。
では糖尿病を有する人が増え続けている原因は何でしょうか。
これは加齢です。 

糖尿病で問題になる血液中の糖(血糖)をうまく代謝するために重要なホルモンがすい臓から分泌されるインスリンですが、この分泌量は遺伝的な要素で人それぞれ規定されています。
いわばインスリンを貯蔵したタンクの大きさは生まれたときに決まっているのです。

人は生まれてから死ぬまでの間にこのタンクからインスリンを貯金を切り崩すように使っていきます。

もともとタンクが小さい人は、どんなに適切な食生活を送っていても人生のある時期にタンク内のインスリン残量が一定以下になって糖尿病がでてきます。タンク貯蔵量

一方、タンクの大きい人は貯蔵量が一定以下になる前に寿命を迎えます。
では、医学の進歩で人間の平均寿命が100歳になったらどうでしょうか?

恐らく100歳に到達するまでに多くの人のインスリンタンクが空になってしまい、糖尿病を有する人の数は爆発的に増えると思います。

つまりは糖尿病がでてくるかどうかは持ってうまれたタンクの大きさと年齢でほぼ決まります。

インスリンが無限に出せる人はいません。そういう意味では人類みな糖尿病予備軍なのです!
もちろんすい臓から必要以上にインスリンを出させるような生活習慣はできるだけ改善して、インスリンの無駄遣いをしないように心掛けることは全ての人にとって必要ですね。

2014年2月1日(文)院長:荒牧陽

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