慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)にご注意を。

何やら難しい名前の病気ですが、簡単にいうと脳を包む硬膜という膜と脳の間に血液の塊(血腫)ができてしまう状態を指します。高齢者やお酒をよく飲む方に多いとされており、こけた拍子に頭を軽くぶつけたり、尻もちをついたりした後にジワジワと出血が進行してできた血腫が脳を圧迫してしまい、頭痛、嘔吐、歩行障害、麻痺、記憶力低下などの症状が出てきます。この病気はその血腫を手術で除去すれば速やかに症状が回復するのですが、注意しなければならないのは、きっかけとなる転倒などが起こってから1~3ヶ月程度をかけて血腫が大きくなってから症状が出現することです。つまり症状が出現した時には転倒したことや尻もちをついたことなどを忘れてしまっているので、ご家族が病院に連れて行ってもCTなどで確認しないかぎりは気づかれないこともありうるのです。

この写真は「最近体が傾くことが多くなった」とご家族が心配されて受診された方の頭部CT検査の画像です。向かって右側で頭蓋骨と脳のあいだに三日月型のベタっとした部分が写っているのが確認できます。これが血腫で、この患者さんはその日のうちに脳外科で血腫を除去する手術を受けられて回復しました。
ご高齢の方がこけたり、尻もちをついたりした後は、念のために数ヶ月間は注意するようにお願いします。

2015年4月7日(文)院長:荒牧陽

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