「善は急げ」か「急いては事を仕損じる」か?

糖尿病で受診される方のなかには、健診ではじめて血糖値が高いといわれた方や、何年も前に糖尿病の診断を受けて治療を受けておられた方もおられます。 そしてなんらかの理由で長期間にわたって治療が中断していた方もおられます。
この治療を中断していた方の多くは血糖値や血糖コントロールの指標であるHbA1c値が非常に高いことがほとんどです。 医師としては患者さんの善くない部分は一刻も早く善くしようと効果の強いお薬を使って早く血糖値を下げようと考えてしまいがちです。しかしこのようなケースでは血糖値を急いで下げるのは注意が必要なのです。

その理由として、糖尿病の診断から比較的長時間が過ぎており(5年以上)、なおかつ治療中断によって血糖コントロールが悪い期間が長い場合にはすでに糖尿病の合併症である、神経障害や網膜症、動脈硬化が進んでいる場合があり、急激に血糖値を下げることで一時的にせよこれらの合併症が悪化する場合があるのです。

特に網膜症が中程度以上に進行している患者さんの血糖値を急激にさげると眼底出血を来して視力が低下することがあるので要注意です。

そこであらまき内科クリニックでは初診時にしっかりと病歴をお聞きし、網膜症が進行している可能性がある方にはその場で眼底検査を受けていただきます。 そしてその結果に応じて最適なお薬を選択しています。場合によってはお薬を使わないという選択をして患者さんに驚かれることもあります。 もちろん網膜症が認められる方には眼科での精密な評価・治療を受けていただくようにご紹介しています。

「善は急げ」か「急いては事を仕損じる」。。ことわざはTPOに応じて上手に使い分けることが大切ですね。

2016年4月27日(文)院長:荒牧陽

あらまき院長の健康ひとくちメモ
クイックヘルスチェックで簡単糖尿病診断
お問い合わせはこちら

診療案内

診療時間

午前診:午前9時から12時まで
午後診:午後4時から7時まで

休診日:日曜日・祝日

在宅診療
患者様からのお声

診療科目

内科
糖尿病・代謝内科
循環器内科
各種健診・特定健診
予防接種

所在地

〒520-3247
滋賀県湖南市菩提寺東 3-6-22
(駐車場有)

TEL:0748-60-1306
FAX:0748-60-2702

あらまき内科クリニック地図

リンク集

あらまき ブログ
院長荒牧の写真日記

スタッフ募集
CLINICS